
雲はあるが今日も暑くなりそうだ。
早朝の空気はヒンヤリとして気持ちが良い。
鳥が気持よさそうに空を飛んでいる。
早朝の港に来た。
潮の匂いが口の中にも伝わる。
コンビニの海草サラダが頭に浮かんで来る。
砂浜に打ち上げられた海草を見たからだろうか?
・・・。
空を飛んでいる鳥。
何をしているのだろうか?
魚を取っているようには見えない。
もしかして・・
僕がパンでも投げるのを待っているのか?
・・・。
ありえる。
僕の頭上に近づいてきている。
・・・。
鳥に取って・・
餌をもらうのが自然の形なのだろうか?
人との共存と考えるべきだろうか?
・・・。
・・・。
餌は自分で取れ!

雨が上がった。
山の天気は変わりやすい。
雲の流れの速さに見惚れる。。
雲の動きと共に空が明るくなってきた。
・・・。
天気になっちゃった。
「えへへ」
それだけでなんだか嬉しい。
車のウインドウに写り込む空。
とても輝いて見える。
雨の後の空は希望を感じさせる。
富士山・・見えるかな?
日曜日の早朝。
新鮮な野菜を買いに車を走らせた。
首都圏に近い道の駅に行くのはひさしぶりだ。
スーパーに行く気分で寄ってみた。
「いらっしゃ~い」
・・・。
大きな呼び声で迎えられた。
店の中は早朝にもかかわらず人が沢山来ている。
活気がる・・スーパーみたいだ。
・・・。
・・・。
スーパーそのものである。
産直を売りにしているスーパーである。
朝取り野菜が手頃な価格で購入できる場所である。
大凧で有名な庄和町の道の駅である。
人が集まる所にはいろんな屋台も出展する。
その屋台を目当てに集まる人もいるようである。
都市に近いところの道の駅はスーパーになる。
産直スーパー道の駅。
新しいブランドが確立している。
なんで鯉や金魚が売ってんの?
道の駅に寄ると用もなしに店内を覗く。
どこも似たような品物が多い中。
この道の駅は違う。
商品を置く棚に袋に入った金魚や鯉が売っている。
琉金やキャリコやオランダと言う文字。
ビニール袋に直接書かれている。
金魚が売られていてもたぶん驚かない。
棚に袋に入れられて売られている形に驚いた。
「エっ・・うそ~ん」
確かに魚を買うと袋に水と酸素を入れて持ち帰る。
そんな経験を依然したことがある。
袋に魚を入れるのは普通である。
でも棚に袋に入れられて売られているなんて・・
奇想天外である。
お店のお姉さんに聞いて見た。
「どうして魚が売られているんですか?」
・・・。
「生産者の方が数件近くにいるので・・」
・・・。
「なるほど・・」
生産者+道の駅=産直
その地域で作られている物が直接見られる場所。
売るという行為があると・・
商品の質が高く保たれ生産者自身が管理する。
地域の生産物の紹介の場としても適しているようだ。
羽生で金魚が生産されている。
僕は初めて知った。
・・・。
産直金魚・・いかがですか?
きんぎょ~え・・きんぎょ。
無事にカエル。
ありがちなカエルの像がある。
その前を通り道の駅の店内に入った。
「驚いた」
・・・。
品数が多い。
いろいろな場所の道の駅に寄ったが・・
店舗の大きさと品物の量のバランスが良い。
視覚的に購買欲をそそる量がある事に気がつく。
早朝からお客さんが入っている。
売れるからまた商品を増やして行く。
商品を持ってくる人達が工夫をしている。
価格や新鮮さや量などで工夫をしているのだ。
人が集まる場所はプラスの連鎖が起こる。
店内に入ると人はそのことに気がつく。
人によっては「品物が新鮮な感じがする」
そんな言葉で表現する人もいる。
売れる場所は競争が起こり品物の質が上がるのだ。
買い物客はそのことを感覚で感じる。
ほんの少しの差が大切なのだ。
店の外に出た。
カエルの銅像の前を通る。
・・・。
カエルの意味は「買える」の意味もあった・・
カエルの銅像の背中に乗った子カエル。
親は子供の為に新鮮で安くておいしいものを求める。
この銅像には2つの意味があった。
・・かもね。
建物の裏に広がる海。
海の目の前で車中泊が出来る場所。
能生の道の駅である。
隣接する公園にはオブジェが置かれている。
無造作に置かれている作品。
面白い作品が多い。
一面に広がる海とファンタジーなオブジェ。
車窓を見つめていると空想の世界に入って行く。
旧道で上高地の沢渡から新穂高に向かう。
昔はこんな細くて曲がりくねった道を越えたのか・・
そんな道を選択する僕はモノ好きである。
車窓から時々見える山々が美しい。
初夏の雪化粧がほどこされるている頂。
岩山に残る白い雪に惹かれる。
山の麓に見える新緑が車窓のフレームの中を飾る。
昔買ったパズルの写真のようだ。
僕の記憶の中に残るオーストリアがここにある。
日本の風景の美しさを再確認した。
綺麗な風景を見ると・・
インスタントラーメンが食べたくなる。
・・・。
なぜだろう。
昔見たカップヌードルのコマーシャル?
頭の中にアバの曲が聞こえて来る。
・・・。
脳にすりこまれたかな?
「まっいいや・・」
きょうのお昼は醤油ヌードルにしよ。
カーテンを買いました。
これで中を見られないで寝れます。
カーテンレールの取り付けは大変でした。
車の天井の曲線と同じようにレールを曲げました。
アルミのカーテンレールは中々曲がりません。
・・・。
苦労しました。
でも・・なんとか取り付け完了です。
天井にカーテンレールをビスで止める時。
曲線の天井の車はアンカーも頼んだ方が良い。
内装の壁が薄くビスが余り効かない。
抜けちゃいます。
センターカーテンは便利です。
暑い日はカーテンを締めて走ります。
クーラーがよく効きます。
クールです。
日本の国土の多くは山である。
地方で暮らす人にとって山のある景色は普通かな?
山の見える景色の中で暮らしていない僕。
山が見える景色になぜか惹かれる。
山が見えるだけで・・ウキウキして来る。
小学校の屋上から時々見えた富士山。
見えた時は良い事がありそうな気がした。
時々しか見えなかった。
・・・。
光化学スモックの影響で見えなかったのかな?
車中泊で気ままに地方へドライブに行く。
朝起きると山が見えるとそれだけで嬉しい。
観光パンフを見る。
近くにある牧場に行き搾り立ての牛乳を飲んだ。
普通の牛乳なのだが甘くておいしく感じる。
「満足である」
僕の車中泊は特別な事はしない。
ただぶらりと違う景色の中で起きる。
それだけである。
起きて車窓から見える景色。
その一瞬に惹かれている。