
ピンポン玉くらいある大きな梅干。
東北を旅行している時に出合った梅干だ。
ひとつ売りしているので食べてみた。
あっ杏の味がする。
果肉の柔らかさの中に弾力を感じるぞ。
「おいしい」
不思議な弾力のある梅干だ。
僕は梅干が大好きである。
和歌山県の紀州まで食べに行ったこともある。
この味付けと弾力の漬け方は初めてだ。
杏風の味と果肉の弾力がとても良い。
このまま去るのはおしい。
もうひとつ買って食べることにした。
梅干をまた買いに来た僕に店員さんが聞いて来た。
「おいしかったですか?」
・・・。
「おいしかったです」
「初めての味と食感ですね」
「大きな梅ですがなんと言う種類の梅ですか?」
・・・。
「なにわ梅と言います」
・・・。
「青森でなにわ梅・・」
「・・・突っ込むのは止めておこう」
初めて来た南津軽の大鰐町。
雨上がりの山から沢山の靄が空に舞い上がっていた。
とても幻想的な風景の町でこの梅干と出合った。
新しい感覚の梅干である。
はちみつと赤シソのマッチング。
このマッチングの感覚と漬け方にセンスを感じる。
単調な蜂蜜の甘さではない。
赤シソの味と梅ぼしのエキスの味。
蜂蜜との絶妙なバランスがすばらしい。
フルーティーなのだが味に深みが生まれている
「間違いなく梅干である」
「梅干の良さを殺さないで仕上げている」
「売れるな」
大鰐町地域交流センター 鰐come。
この中の売店で売られていた梅干である。
きっと個人の方が丹精込めて造っているのだろう。
この製品は地域のお宝になると思う。
名刺代わりに配って売り込むと人気が出るだろう。
一度食べたら癖になる味だ。
*別の地域のショッピングセンター。
漬物専門店でなにわ梅を見かけた。
買って食べてみた。
・・・。
普通の梅干である。
味付けや漬け方で違いが出ているのが分かる。
やっぱり鰐comeの梅干は違う。
オリジナリティーがある。
僕は確認した。
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