大きな窓のフレームで見る富士山。
こんな素敵な特等席がある道の駅なるさわ。
時々来たくなる場所である。
そばに止まっているキャンピングカー。
少し大きめのキャンピングカーがこの場所に似合う。
キャンピングカーの似合う道の駅で・・
富士山を眺めながら起きる朝は格別だろう。
コーヒーを入れゆったりと飲みたい。
そんな気にさせる場所である。
キャンピングカーライフを楽しむ老夫婦がいた。
並んで富士山を見ている姿が素敵だった。
奥さんの横に座る時のご主人のしぐさ。
照れ隠しにちょっと偉そうに座る。
「むふふ・・」・・笑える。
日本の老夫婦のキャンパーは可愛いのだ。

サイドドアを全開にすると涼しい。
ドアを全開にすると時々訪問者が来る。
子 犬がいきなり勢いよく僕の前に現れた。
「何しているの?」
そんな顔をして僕を見つめる。
僕は「にこ」っ と微笑を返してあげた。
尻尾を振ってから去って行った。
可愛い訪問者だ。

首都圏に近い道の駅。
僕の車のナビには表示されない道の駅である。
ナビがちょっと古い。
ナビまかせの旅が気に入っているのだが・・
ナビは案内してくれない。
「悲しい」
・・・。
首都高速で貰えるマップ。
サービスエリアガイドを見つめると・・
道の駅のマークを発見する。
便利なマップである。
僕のお気に入りです。
なんとか辿り着いた八王子滝山の道の駅。
やっぱり首都圏に近い道の駅はすごい。
店内に置かれている商品の量が違う。
産直スーパー道の駅である。
朝から地域の人が買い物に訪れる。
地域の農家の人の笑顔が目に映るようである。
目に金と書かれている・・かも。
地元だけではなく他の地域の品物も置いてある。
品物を多く見せる為に仕入れているのか?
それとも他地域からの産直なのか?
首都圏に近く販売量が多い道の駅。
他地域からの産直と言う形があってもおかしくない。
新しい流通のしくみが出来ているのだろうか?
車の為の道の駅に他地域の品物を積むトラックが来る。
その品物を販売するのは合理的なことだ。
そうなると・・
販売量が多い道の駅は地方に取っても魅力がある。
大切な産直販売をする場所となる。
いろんな地域との競争が始まるな。
「権利押さえちゃおうかな~」
・・・。
商品棚が土地の物件と同じように価値が生まれている。
産直スタイルの販売は商品棚が物件になる。
そう言う事になる。
むふふ・・。
将来商品棚の権利が取引される?
価値があるものは他の人が欲しがる。
欲しがるからお金を出しても手に入れたい。
・・・。
商品棚の競売が始まる・・かもね。
きゃもね。
リバーサイドに車を止める。
ドアを開けて川を見ながらリラックス。
木陰の下で水の流れる音を聞く。
心地が良い。
こんなにゆったり読書をする空間。
他では無いな・・
好きな場所に行き自分の時間を過ごす。
最近地図を見る機会が増えた。
こんどはどこに行こうかな~
考えている時間も楽しい。